大企業と起業した小規模会社との違い

個人事業主と法人との違いについては、世の中に多くの本が出ているしネットで検索してもたくさん情報がありますが、個人事業上がりの小規模会社と何十年も生存していて、株式市場に上場している大規模会社とは何が違うのでしょうか?

ちょっと微妙な、話題を取り上げてみたいと思います。

復習:個人事業と法人の違い

まず、基本的な事で、個人事業主と法人との違いについては、視点によって様々な違いが、わかりやすいポイントを軽くまとめると、

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もう少し細かく見てみると(起業:個人事業主から法人設立へ:この記事も参照してください)

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これらを、全部理解するのは、かなり面倒なので、思い切ってわかりやすく行ってしまうと、

個人事業主より、法人の方が、

1. 社会的信用があり、かっこいい!
2. 売上が1000万を超えたあたりから、税金の観点から、いろいろな節税の方法があり有利となる。

ただし、2番めの件については、それなりに税法をよく勉強しないと、宝の持ち腐れとなる。

法人にも大きく分けて2つのスタンスがある

ここで、私の見る限りでは、法人といっても大きく2つに分類されると思います。これは、あまり説明されることもないのですが、早いうちに理解をしておくことが、いろいろな役に立つのではないかと思います。

分類の基準は、株主(出資者)を一般多数から募集しているかどうかで、売上規模ではありません。

まず、会社法の観点からの基本的な理解をしてみると、まず、会社の経営者と出資者は別の人格となります。出資者が(株主)最終的な決断を下すというのが会社法からのものの見方ですが、現実には上場企業であっても、社長や役員たちが自分たちの利益を基準に物事を決めていくことが多いわけです。よく「会社は誰のものか」と、理論的なことで議論されているようですが、あまり理論的なことを言ってもしょうがないので、ここでは実態に即した話をしたいと思います。

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(日本の主要株式会社は株主より役員・社員を中心にしているけれど、アメリカはこの区分けがハッキリされている)

わかりやすくするために、

 

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