今日は、バンクーバーの街中の有名なスポットについてレポートします。
バンクーバーには巨木の残る広大なスタンレー・パークや、彩り豊かな花が咲き誇るクイーン・エリザベス・パークなど数多くの公園、植物園など一年を通して緑溢れるスポットがたくさんあります。またセンスが光るショップやレストランが集まるエリア、先住民の文化や歴史に触れられるスポットなど、市内には見どころがたくさん。そしてちょっと足を延ばせば自然の豊かさを体感できる山や温帯雨林の渓谷があり、街から公共交通機関で簡単にアクセスできるのも魅力です。

ガスタウン(Gastown)
バンクーバー発祥の地。石畳の道路やアンティークな雰囲気の街灯が、開拓当時の様子を偲ばせます。カフェ、ギフトショップ、ギャラリーなどに加えて近年は多くのレストランがオープンして、グルメスポットとしても知られてきました。蒸気パイプのホイッスルで時を知らせる蒸気時計は、写真撮影の人気スポットです。
カナダ・プレイス(Canada Place)
1986年に開催されたバンクーバー万博のカナダ館を、そのまま利用したコンベンション&トレードセンター。5つの帆を持つデザインで、バンクーバーのシンボルとして市民に親しまれてきましたが、2010年にはバンクーバーオリンピックのメディアセンターとして利用された新館が増設されて、聖火台と共に新しいバンクーバーのランドマークとなっています。夏にはアラスカに向かう大型クルーズ船のターミナルとしても活躍。ホテルや、レストランなどが併設されています。
グランビル・アイランド(Granville Island)
グランビル橋直下、フォールス・クリークという入り江に突き出した小さな出島に、90軒以上のショップ、40軒を超えるレストランやカフェ、その他パブリック・マーケット、ホテル、小劇場、ビール工場などが集まっている人気エリアで、常に観光客や地元の人々で賑わっています。

パブリック・マーケットでは、農家直送の野菜、焼きたてパン、近海物のサーモンなどの魚介類や自家製ソーセージ、他にも地元アーティスト手作りの様々なクラフトが売られており、見ているだけでも楽しくなってきます。またカナダ初のマイクロブリュワリー(地ビール工場)だったグランビル・アイランド・ブリュワリーでは、製造過程の見学やビールの試飲も出来ます。
チャイナタウン(Chinatown)
バンクーバーの歴史と共に発展してきた北米有数の規模を誇るチャイナタウンは、多民族国家カナダのひとつの顔とも言えます。ガスタウンの東南に広がる中華街には朱塗られた門や電柱、漢字の看板、原色のネオンサインなど、原色が溢れる異空間です。朝早くからお粥が食べられるレストランをはじめ、中国菓子、雑貨、食料品、日洋品などさまざまな店が立ち並び、一日中活気にあふれています。