インドネシアは、行ってみたいと思いながらまだ行っていません。以下のインドネシアの記事は、知人のKatyaさん(インドネシア人)に寄稿してもらったものです。
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サムネイル画像:インドネシアのパダン料理
出典:flickr
Selamat Sore!
(インドネシア語の読み方:スラマット・ソレ!、日本語での意味:こんばんは!)
インドネシア出身のKatieです!
今後からインドネシアのグルメ情報を紹介していくつもりですので、その前に、皆様にインドネシアの飲食事情を知ってもらいたいと思います。
そのため、今からこの記事を通して、インドネシアの飲食事情と食生活を詳しく教えて行きたいと思います!
1.まずはみんなが毎日お飲みになるお水のこと
もうご存知かと思いますが、多くの発展途上国では水道水を飲むことができません。
沸騰させれば、飲めると言われていますが、おすすめはできません。
水道水はシャワーや洗顔の時に使って下さい。
歯磨きにも使えると思いますが、胃が敏感な人はミネラルウォーターで歯磨きをして下さい!
現地のスーパーでは100円未満でミネラルウォーターが買えますので、ミネラルウォーターを飲んで下さい。
レストランでは500円まで値上げすることもありますが、やはりミネラルウォーターを飲んで下さい。
― インドネシア代表的なミネラルウォーター:AQUA、出典:source ―
インドネシアの代表的なミネラルウォーターはAQUAです。
他のブランドより高く売られることもありますが、品質は高い方です。
― PRISTINE、出典:Buka Lapak ―
AQUAでも不安でしたら、日本企業と現地企業が開発したPRISTINEを飲んで下さい。
PRISTINEは日本企業の日本トリムと現地企業のSINAR MAS GROUP(シナルマス・グループ)が開発したアルカリ性のミネラルウォータです。PHの数値も8以上ありますので、非常に健康的で体にはいいです。
2.屋台、または安めのレストランで出される氷は要注意!
― 出典:flickr ―
発展途上国のあるあるの話!
そうです。氷でお腹を下してしまうことです。
ちゃんとしたレストランで出される氷は基本的にミネラルウォーター、または綺麗なお水で作られている氷です。
しかし、屋台や、安めのレストランなどで出される氷はそうと限りません!氷の出所が不明なことが多いですので、そういう所で飲み物を頼んだら氷なしで頼んで下さい!
3.飲食店の種類について
インドネシアの各地域に、様々な飲食店がありますが、大きく分けると以下となります:
・Warung (ワルン)/ Kaki Lima(カキ・リマ)
― ワルン / カキ・リマ、出典:flickr ―
ワルンはインドネシア人向けの食堂のことです。営業の場所に関しては基本的に道の角を少し入るところにあります。
カキ・リマもインドネシア人向けの食道のことですが、営業の場所に関しては大体道端にあります。
衛生管理は少し微妙ですが、ワルンやカキ・リマのような屋台で売られるナシ・ゴレンの方がおいしいということも多いです。
・Gerobak(グロバック、移動屋台のこと)
ー グロバック、出典:flickr ー
グロバックはワルンやカキ・リマと違って、様々なところに移動して商売する屋台です。
衛生管理は非常に微妙ですが、グロバックのお粥や、焼きそばなどの方がおいしいということも多いです。
・カフェ
― カフェ・バタビア、出典:flickr ―
日本と同様、インドネシアにも沢山のカフェがあります。
インドネシアのカフェの客層も日本と似ています。
平日だと若者やフリーランサーのたまり場になりやすいです。
週末ですと、家族連れでカフェに来る方々もいます。
・レストラン
― インドネシア料理のレストラン、出典: flickr ―
インドネシアには様々なレストランがあります。
価格帯の幅も広いです。
4.ご飯の価格帯について
― インドネシアの通貨:ルピア、出典:flickr ―
今からご飯の価格帯をご紹介します。
・ワルン / カキ・リマ / グロバック
飲み物 1杯 30円~100円
食事 一品 100円~300円
・カフェ
飲み物1杯 200円~500円
食事 一品 400円~1500円
・インドネシア料理レストラン
飲み物 1杯 200円~500円
食事 一品 300円~1500円
・ウェスターン料理(アメリカン・イタリアン・スペインなど)
飲み物 1杯 300円~500円
お酒 1杯 500円~2000円
食事 一品 600円~3000円
・和食
ばらつきありますが、大体:
飲み物 1杯 400円~
お酒 1杯 1000円~
食事 一品 800円~2000円
1円≒120ルピアとして現地価格を円に換算しています。
5. 最後に!グルメの格付けについて
日本ではよく聞くA級、B級、とC級のグルメの定義ですが、基本的にインドネシアでは通用しません!
インドネシアでは日本のような最低基準がないので、本当に味が分かる人でないと、格付けすることはほぼ不可能です。
サイトなどに掲載されるレビューは殆ど個人の好みのベースで書かれているので、先入観が入っているのが当たり前です。
そのため、私はグルメの格付けはしません。
え?!?!?どういうこと?って言われるかもしれませんが、え、そのままです。
「おいしい」か、「まずい」しか書きません。
っていうか、「おいしい」しか書きません。
え?!?!?!?!ってまた言われると思いますが、え、そのままです。
単純に「おいしい」と思えるレストランや飲食店にしか行ってほしくないので、「まずい」と思ったレストランのレビューはしませんので、ご安心を下さい。